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加湿器のものさし

加湿器も加湿空気清浄機も。加湿量・適用畳数・お手入れの手間を、公式情報で比べる

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象印の加湿器の機種の違い:7機種を加湿量・適用畳数・お手入れで比べる

象印の加湿器の機種の違い:7機種を加湿量・適用畳数・お手入れで比べる

象印の今の加湿器は、公式サイトのラインアップにある7機種で、どれもスチーム式(水を沸かして蒸気にする方式)です。型番がいくつもあって迷っても、次の順に決めると1台に絞れます。

  1. 部屋の広さで加湿量を決める:7機種は加湿量で4つに分かれます。多い順に、EE-TC60、型番の末尾が50の3機種(EE-DG50・EE-RV50・EE-FA50)、末尾が35の2機種(EE-DG35・EE-RV35)、EE-MC20です。仕様表(象印の商品ページや取扱説明書にある仕様の表で、この記事の表にも同じ値を並べています)の適用畳数が、部屋の広さ以上のものなら足ります。
  2. 末尾が50か35なら、同じ加湿量の中から選ぶ:迷ったらEE-DG(EE-DG50・EE-DG35)です。EE-RVより水を入れる容器が大きく、強い運転でも給水までの時間が長いためです。本体を低く軽くしたいならEE-RV(EE-RV50・EE-RV35)、湿度に合わせる自動運転だけで使うならEE-FA50が合います。容器は本体と一体の「内容器」(取扱説明書の言葉)で、取り外して運ぶタンクではありません。
  3. お手入れ:7機種とも交換するフィルターは無く、取扱説明書の手入れの部品と頻度も同じように書かれています。機種で違いが出るのは、給水までの時間と、残り湯を捨てるときに両手で持つ本体の重さです(お手入れの節)。

条件ごとの候補は早見にまとめています。店で見た型番がこの7機種に無いとき(EE-TB60・EE-DF50など)の確かめ方は、店で見た型番の節にあります。今使っている象印の加湿器の汚れや音・においが気になって買い替えを考えているなら、洗浄で足りることもあるので、先に買い替えの前にを見てください。象印にするかどうかを、ほかのメーカーや方式と比べて決めたいなら、方式ごとに機種を1つずつ挙げた加湿器の選び方から読むと比べやすくなります。

条件ごとの選び方(早見)

まず加湿量:適用畳数が部屋の広さ以上になる大きさが目安です。木造和室とプレハブ洋室のどちらの目安で見るか迷うなら、狭いほうの木造和室で見ておくと安心です(2つの目安の見方)。型番の末尾の数字が同じ機種どうしは、加湿量と適用畳数の公表値が同じです。

  • いちばん広い部屋向け:EE-TC60。木造和室で〜10畳(満水・室温20℃、強運転)、プレハブ洋室で〜17畳(満水・室温20℃、強運転)。
  • その次:末尾が50の3機種(EE-DG50・EE-RV50・EE-FA50)。木造和室で〜8畳(満水・室温20℃)、プレハブ洋室で〜13畳(満水・室温20℃)。
  • その次:末尾が35の2機種(EE-DG35・EE-RV35)。木造和室で〜6畳(満水・室温20℃)、プレハブ洋室で〜10畳(満水・室温20℃)。
  • 小さな部屋向け:EE-MC20。木造和室で〜3畳(満水・室温20℃、標準運転)、プレハブ洋室で〜6畳(満水・室温20℃、標準運転)。ほかの6機種と違い、湿度に合わせる自動運転はありません。

象印の運転には、湿度に合わせて加湿を調整する「自動運転」と、湿度に関係なく決めた強さ(強・中・弱など)で加湿を続ける「連続運転」があります。寝ている間などに、連続運転のいちばん弱い運転で長く使うつもりなら、その運転の適用畳数も見ておくと確実です(連続の弱で使うとき)。

末尾が50か35なら、同じ加湿量の中から選ぶ

  • 迷ったら(給水までの時間を長くしたい人も) → EE-DG(EE-DG50・EE-DG35)
    • 同じ加湿量のEE-RVより容器が大きく、同じ強運転なら給水までの時間が長い。連続運転とタイマーの選び方もEE-RVより多い。
    • 合わないとき:本体の高さ・重さを抑えたい。
  • 本体を低く、軽くしたい → EE-RV(EE-RV50・EE-RV35)
    • 同じ加湿量のEE-DGより背が低く、軽い。
    • 合わないとき:強運転で長く続けたい(容器が小さい)。
  • 湿度に合わせる自動運転だけで使う。タッチパネルや、表示の一部を消す設定がほしい → EE-FA50(末尾が50だけ)
    • 一定の強さで加湿を続ける連続運転は無く、自動運転だけの機種。
    • 合わないとき:湿度に関係なく一定の強さで加湿したい、入タイマー(決めた時間が来たら運転を始めるタイマー)を使いたい。

EE-DGとEE-RVで迷うなら、残り湯を捨てるときに持ち上げる本体の重さで決めると選びやすくなります。残り湯は本体ごと両手で持ち上げて捨てる手順で、取扱説明書は、お手入れのとき(プラグを抜き、本体が冷めてから)に捨てるよう書いています。

値段は、7機種ともオープン価格(メーカーの希望小売価格が決められていない)なので、各機種の節の購入先で確かめられます。

店で見た型番が7機種に無いとき:今のラインアップの機種かを確かめる

店で見た型番が今の機種かどうかは、象印の公式サイトのラインアップに載っているかで分かります。載っているのはこの記事の7機種で、発売の年は、EE-FA50が2025年、ほかの6機種が2026年です(象印の公式サイトの表示)。

7機種に無い型番は、その型番の象印の公式の商品ページを見ると分かります。たとえばEE-TB60、EE-DF50、EE-MB20、EE-TA60、EE-DE50、EE-DD50、EE-RU35の商品ページには「在庫限定品」と表示されていて、今のラインアップには入っていません(2026年10月26日に確認)。公式の表示はこの言葉だけで、販売終了かどうかや、どの機種の後継かは書かれていないので、型番の数字だけでは新型・旧型は決められません。

「在庫限定品」の機種と今の7機種で迷ったら、その商品ページの仕様表の、加湿量・2つの適用畳数・容器の容量・連続加湿時間を、この記事の7機種と並べて比べると違いが分かります。

部屋の広さと使う運転から、加湿量を決める

7機種の加湿量と適用畳数、容器の容量、続けて加湿できる時間は次のとおりです。

項目象印 スチーム式加湿器 EE-TC60象印 スチーム式加湿器 EE-DG50象印 スチーム式加湿器 EE-RV50象印 STAN. スチーム式加湿器 EE-FA50象印 スチーム式加湿器 EE-DG35象印 スチーム式加湿器 EE-RV35象印 スチーム式加湿器 EE-MC20
加湿方式スチーム式スチーム式スチーム式スチーム式スチーム式スチーム式スチーム式
加湿量600mL/h(満水・室温20℃、強運転)480mL/h(満水・室温20℃、強運転)480mL/h(満水・室温20℃、強運転)480mL/h(満水・室温20℃)350mL/h(満水・室温20℃、強運転)350mL/h(満水・室温20℃、強運転)200mL/h(満水・室温20℃、標準運転)
適用畳数(木造和室)〜10畳(満水・室温20℃、強運転)〜8畳(満水・室温20℃、強運転)〜8畳(満水・室温20℃)〜8畳(満水・室温20℃)〜6畳(満水・室温20℃、強運転)〜6畳(満水・室温20℃)〜3畳(満水・室温20℃、標準運転)
適用畳数(プレハブ洋室)〜17畳(満水・室温20℃、強運転)〜13畳(満水・室温20℃、強運転)〜13畳(満水・室温20℃)〜13畳(満水・室温20℃)〜10畳(満水・室温20℃、強運転)〜10畳(満水・室温20℃)〜6畳(満水・室温20℃、標準運転)
タンクの容量4L(本体の内容器)4L(本体の内容器)3L(本体の内容器)4L(本体の内容器)3L(本体の内容器)2.2L(本体の内容器)1.8L(本体の内容器)
連続加湿時間(定格・最大加湿時)6時間(約・満水・室温20℃、強運転)8時間(約・満水・室温20℃、強運転)6時間(約・満水・室温20℃、強運転)8時間(約・満水・室温20℃、自動運転の最大加湿時)8時間(約・満水・室温20℃、強運転)6時間(約・満水・室温20℃、強運転)8時間(約・満水・室温20℃、標準運転)
フィルターの交換の目安該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし

括弧の中は、その値の運転などの条件です。多くが強運転の値で、EE-MC20は標準運転、EE-FA50の連続加湿時間は自動運転でいちばん強く加湿しているときの値です。「タンクの容量」は、本体の容器(内容器)の容量です。

木造和室とプレハブ洋室の2つの目安

仕様表の適用床面積の目安には、木造和室とプレハブ洋室の2つの数字が並びます。仕様表の注記によると、家電メーカーの業界団体である日本電機工業会の規格(JEM1426)にもとづき、プレハブ住宅の洋室の場合を最大、木造和室の場合を最小の適用床面積としたものです。たとえばEE-DG50の目安は、木造和室で〜8畳(満水・室温20℃、強運転)、プレハブ洋室で〜13畳(満水・室温20℃、強運転)です。

マンションなど集合住宅の部屋をどちらで見るかは、仕様表の注記には書かれていません。象印はEE-FA50(STAN.というシリーズ)の発表資料で、広いほうの目安を「集合住宅及びプレハブ洋室」としていますが、仕様表の注記にはこの分け方はありません。迷うなら、狭いほう(木造和室)の目安で選んでおくと、目安より広い部屋に置くことを避けられます。象印は、壁・床の材質、部屋の構造、使う暖房器具によって適用床面積は変わる、としています。

自動運転か、連続運転か

部屋の湿度に合わせて加湿を任せたいなら自動運転、湿度に関係なく決めた強さで続けたいなら連続運転が合います。自動運転の段階は、機種で次のとおりです。

  • EE-TC60とEE-FA50の取扱説明書では、自動運転はしっかり(湿度60%)・標準(湿度50%)・ひかえめ(湿度40%)(湿度の目安)です。
  • EE-DGとEE-RVの取扱説明書は、自動運転の段階ごとにヒーターを入れる時間を短め・標準・長めに変え、本体の湿度の表示(湿度モニター)が「適湿」の目安になるように調整する、と書いています。

自動運転の「ひかえめ」と、連続運転の「弱」は、別の運転です。湿度に合わせる自動運転で使うつもりなら、仕様表の適用畳数(強運転などの値)で、部屋に合う加湿量を選べます。

連続の弱で長く使うなら、弱い運転の畳数も見る

寝ている間などに、連続運転のいちばん弱い運転(機種によって「弱」「弱(静音)」、EE-MC20は「静音」)で長く続けるつもりなら、その運転の加湿量と適用畳数も見てください。連続加湿時間の長い数字は、加湿量を大きく下げた運転の値です。たとえばEE-DG50の連続加湿時間は8時間(約・満水・室温20℃、強運転)で、弱運転にすると32時間(約・満水・室温20℃)まで延びますが、弱運転の適用畳数は、広いほうのプレハブ洋室でも〜3畳(満水・室温20℃、弱運転)です。

同じ機種の連続運転を切り替えると強い運転弱い運転適用畳数の目安適用畳数の目安給水せずに続く時間給水せずに続く時間弱くすると長く続くが、畳数の目安は狭い
同じ機種の連続運転を強から弱に切り替えたときの関係の模式です(棒の長さは数値の比ではありません)。
項目象印 スチーム式加湿器 EE-TC60象印 スチーム式加湿器 EE-DG50象印 スチーム式加湿器 EE-RV50象印 STAN. スチーム式加湿器 EE-FA50象印 スチーム式加湿器 EE-DG35象印 スチーム式加湿器 EE-RV35象印 スチーム式加湿器 EE-MC20
加湿量(いちばん弱い連続運転)200mL/h(満水・室温20℃、弱(静音)運転)115mL/h(満水・室温20℃、弱運転)125mL/h(満水・室温20℃、弱運転)該当なし80mL/h(満水・室温20℃、弱運転)80mL/h(満水・室温20℃、弱運転)100mL/h(満水・室温20℃、静音運転)
適用畳数(木造和室・いちばん弱い連続運転)〜3畳(満水・室温20℃、弱(静音)運転)〜2畳(満水・室温20℃、弱運転)非公表該当なし〜1.5畳(満水・室温20℃、弱運転)非公表〜1.5畳(満水・室温20℃、静音運転)
適用畳数(プレハブ洋室・いちばん弱い連続運転)〜6畳(満水・室温20℃、弱(静音)運転)〜3畳(満水・室温20℃、弱運転)非公表該当なし〜2畳(満水・室温20℃、弱運転)非公表〜3畳(満水・室温20℃、静音運転)

EE-RV50・EE-RV35は、弱運転の加湿量は取扱説明書にありますが、弱運転の適用畳数は公表されていません。EE-FA50は一定の強さで続ける運転がないため「該当なし」です。連続の弱で使いたい部屋が、弱い運転の目安より広いときは、次の3つの方法があります。

  • その機種で選べる、加湿量の大きい連続運転に上げる。運転ごとの適用畳数は、取扱説明書の表に書いてあります。
  • 自動運転のある機種なら、自動運転で使う。このときも、強運転などの適用畳数に部屋が収まることが前提です。
  • 弱い運転の目安が広い機種を選ぶ。弱い運転の適用畳数が公表されている中では、EE-TC60がいちばん広い部屋向けです。

加湿量のいちばん多いEE-TC60と、いちばん小さいEE-MC20

EE-TC60:7機種でいちばん広い部屋向け

EE-TC60の加湿量は600mL/h(満水・室温20℃、強運転)、適用畳数は木造和室で〜10畳(満水・室温20℃、強運転)、プレハブ洋室で〜17畳(満水・室温20℃、強運転)で、7機種でいちばん広い部屋向けです。

容器はEE-DG50と同じ4L(本体の内容器)ですが、加湿量が多い分、続けて加湿できる時間は6時間(約・満水・室温20℃、強運転)と、EE-DG50より短くなります。連続運転は強・中・弱(静音)から選べ、弱(静音)では20時間(約・満水・室温20℃)続きます。湿度の表示はデジタル表示(本体周辺の湿度の目安)、タイマーは入・切タイマー:各1~9時間、表示の明るさの設定は明/暗の2段階です。

使う運転での適用畳数が、末尾が50の機種で足りる部屋なら、加湿の面ではEE-DG50などでも足ります。外形寸法の公表値はEE-DG50と同じです。消費電力の読み方は電気代の節にあります。

EE-MC20:7機種でいちばん小さい、小さな部屋向け

EE-MC20の加湿量は200mL/h(満水・室温20℃、標準運転)、適用畳数は木造和室で〜3畳(満水・室温20℃、標準運転)、プレハブ洋室で〜6畳(満水・室温20℃、標準運転)で、7機種でいちばん小さい機種です。容器は1.8L(本体の内容器)、大きさは幅20cm(約)・奥行23cm(約)・高さ26.5cm(約・ハンドルを倒した状態)です。

運転は標準・静音の連続運転だけです。部屋の湿度に関係なく加湿を続けるため、取扱説明書は、冬場などの低温時や長い時間続けて運転すると室内に結露することがあり、そのときは運転モードを変えるか電源を切るよう書いています。湿度の表示は、公式の商品ページ・取扱説明書には見当たりません。タイマーは切タイマー:2・4時間(入タイマーなし)です。湯を沸かし始めるときの消費電力は650W(交流100V・50/60Hz)です。

湿度に合わせる自動運転を使いたいなら、部屋の広さに合う別の機種が合います。机の上などに置くときも、ほかの電気機器に蒸気が当たらないなど、取扱説明書の置き場所の注意(置き場所とやけど・転倒の注意)を満たす場所に置いてください。

加湿量が同じ機種の違い:EE-DG・EE-RV・EE-FA50

末尾が50の3機種(EE-DG50・EE-RV50・EE-FA50)どうしと、35の2機種(EE-DG35・EE-RV35)どうしは、加湿量と適用畳数が同じです。それぞれの中で違うのは、容器の容量と続けられる時間、運転とタイマーの選び方、大きさと重さです。湿度の表示も違い、EE-DG・EE-RVは湿度モニター(低湿・適湿・高湿)(本体周辺の湿度の目安)、EE-FA50はデジタル表示(本体周辺の湿度の目安)です。

次の2つの表は、末尾が50の3機種と、末尾が35の2機種の値です。連続加湿時間はどれも、満水にして運転したときの目安です。運転音はメーカーの公表値ですが、測った距離などの条件が書かれていないので、数字の差で静かさは比べられません。寝室で使うなら、弱い運転の適用畳数(連続の弱で使うとき)と、表示の明るさの設定で選べます。表示の明るさの設定は、EE-DGが明/暗の2段階、EE-FA50が通常・減光・消灯の3段階(消灯モードでも表示部・給水ランプなどは消えない)で、EE-RVは取扱説明書に設定の記載が見当たりません。

項目象印 スチーム式加湿器 EE-DG50象印 スチーム式加湿器 EE-RV50象印 STAN. スチーム式加湿器 EE-FA50
タンクの容量4L(本体の内容器)3L(本体の内容器)4L(本体の内容器)
連続加湿時間(定格・最大加湿時)8時間(約・満水・室温20℃、強運転)6時間(約・満水・室温20℃、強運転)8時間(約・満水・室温20℃、自動運転の最大加湿時)
連続加湿時間(中)16時間(約・満水・室温20℃)該当なし該当なし
連続加湿時間(弱)32時間(約・満水・室温20℃)24時間(約・満水・室温20℃)該当なし
自動運転のモードしっかり・標準・ひかえめしっかり・標準・ひかえめしっかり(湿度60%)・標準(湿度50%)・ひかえめ(湿度40%)(湿度の目安)
連続運転のモード強・中・弱強・弱該当なし
タイマー入タイマー:4・6・8時間/切タイマー:1・2・4時間入タイマー:6時間/切タイマー:2時間切タイマー:1~9時間(入タイマーなし)
湿度の表示湿度モニター(低湿・適湿・高湿)(本体周辺の湿度の目安)湿度モニター(低湿・適湿・高湿)(本体周辺の湿度の目安)デジタル表示(本体周辺の湿度の目安)
表示の明るさの設定明/暗の2段階非公表通常・減光・消灯の3段階(消灯モードでも表示部・給水ランプなどは消えない)
運転音30dB(約・加湿時の強/中/弱)34dB(約・加湿時の強/弱)25dB(約・加湿中)
外形寸法(幅)24cm(約)24cm(約)24.5cm(約)
外形寸法(奥行)27.5cm(約)26cm(約)24cm(約)
外形寸法(高さ)36.5cm(約・ハンドルを倒した状態)31.5cm(約・ハンドルを倒した状態)37cm(約・ハンドルを倒した状態)
質量2.9kg(約・電源コードを含む)2.4kg(約・電源コードを含む)3.3kg(約・電源コードを含む)

EE-FA50の連続加湿時間は、自動運転でいちばん強く加湿しているときの値で、EE-DG50・EE-RV50の強運転の値と同じ条件ではありません。

項目象印 スチーム式加湿器 EE-DG35象印 スチーム式加湿器 EE-RV35
タンクの容量3L(本体の内容器)2.2L(本体の内容器)
連続加湿時間(定格・最大加湿時)8時間(約・満水・室温20℃、強運転)6時間(約・満水・室温20℃、強運転)
連続加湿時間(中)16時間(約・満水・室温20℃)該当なし
連続加湿時間(弱)32時間(約・満水・室温20℃)27時間(約・満水・室温20℃)
自動運転のモードしっかり・標準・ひかえめしっかり・標準・ひかえめ
連続運転のモード強・中・弱強・弱
タイマー入タイマー:4・6・8時間/切タイマー:1・2・4時間入タイマー:6時間/切タイマー:2時間
湿度の表示湿度モニター(低湿・適湿・高湿)(本体周辺の湿度の目安)湿度モニター(低湿・適湿・高湿)(本体周辺の湿度の目安)
表示の明るさの設定明/暗の2段階非公表
運転音29dB(加湿時。一覧の強・中・弱は約29dB/商品ページは約30dB)(公式の資料で値に食い違いあり)32dB(約・加湿時の強/弱)
外形寸法(幅)24cm(約)24cm(約)
外形寸法(奥行)27.5cm(約)26cm(約)
外形寸法(高さ)32.5cm(約・ハンドルを倒した状態)27.5cm(約・ハンドルを倒した状態)
質量2.7kg(約・電源コードを含む)2.3kg(約・電源コードを含む)

※は、公式の資料どうしで値が食い違っている値です。購入・申し込みの前に公式サイトでご確認ください。

EE-DG50・EE-DG35:容器が大きく、強運転でも長く続く

EE-DG50の容器は4L(本体の内容器)で、同じ加湿量のEE-RV50より大きく、続けて加湿できる時間も8時間(約・満水・室温20℃、強運転)と、EE-RV50より長くなります。末尾が35のEE-DG35とEE-RV35も同じ関係です。部屋がその機種の適用畳数に収まり、寝ている間に強めの運転で使いたい人や、同じ強運転で給水までの間隔を延ばしたい人に合います。

連続運転は強・中・弱から選べ、タイマーは入タイマー:4・6・8時間/切タイマー:1・2・4時間です。EE-DG35も同じ選び方ができます。

その分、本体は大きく重くなります。EE-DG50の高さは36.5cm(約・ハンドルを倒した状態)、質量は2.9kg(約・電源コードを含む)で、EE-RV50の高さ31.5cm(約・ハンドルを倒した状態)・質量2.4kg(約・電源コードを含む)より高く、重くなります。残り湯を捨てるときは本体ごと両手で持つので、本体の高さと重さを抑えたいなら、EE-RVが合います。

EE-RV50・EE-RV35:背が低く軽い。強運転で続く時間は短い

EE-RV50の高さは31.5cm(約・ハンドルを倒した状態)、質量は2.4kg(約・電源コードを含む)で、EE-DG50より背が低く、軽い機種です。EE-RV35とEE-DG35も同じ関係です。残り湯は本体ごと持ち上げて捨てる手順なので(お手入れの節)、本体の重さはその手間に関わります。

その分、EE-RV50の容器は3L(本体の内容器)と小さく、続けて加湿できる時間は6時間(約・満水・室温20℃、強運転)と短くなります。連続運転は強・弱、タイマーは入タイマー:6時間/切タイマー:2時間で、EE-RV35も同じです。

強運転で長く続けたい人や、タイマーの時間を選びたい人には、EE-DGが合います。

EE-FA50(STAN.):湿度に合わせる自動運転だけで使う機種

EE-FA50は、象印のSTAN.(スタン)のシリーズの加湿器です。容器の容量は4L(本体の内容器)で、EE-DG50と同じです。

いちばんの違いは運転の選び方です。運転は、湿度センサーと室温センサーで湿度に合わせる自動運転だけで、段階はしっかり(湿度60%)・標準(湿度50%)・ひかえめ(湿度40%)(湿度の目安)です。部屋の湿度に関係なく一定の強さで続ける連続運転はありません。タイマーは切タイマー:1~9時間(入タイマーなし)です。

操作部はタッチパネルで、表示の明るさの設定は通常・減光・消灯の3段階(消灯モードでも表示部・給水ランプなどは消えない)です。取扱説明書によると、消灯モードで消えるのは運転ランプと一部のキーで、湿度を示す表示部、「入/切」キー、給水ランプなどは消灯の対象ではなく、点いているものは減光モードと同じ明るさになります。寝室で表示をすべて消したい人には合いません。運転音の公表値は加湿中の値で、湯を沸かしているときの値は別に書かれています。質量は3.3kg(約・電源コードを含む)で、EE-DG50より重くなります。

湿度に合わせる自動運転だけで使い、操作部の形や見た目で選びたい人に合います。一定の強さで加湿し続けたい人や、入タイマーを使いたい人には、EE-DG50が合います。

お手入れ:クエン酸洗浄と、給水・残り湯の捨て方

お手入れの部品と頻度は、7機種の取扱説明書で同じように書かれています。頻度の数字があるのは、容器(内容器)のクエン酸洗浄と内ぶたパッキンの確認で、ほかの部品は「こまめに」です。EE-TC60の取扱説明書では、次のとおりです。

内容器:1~2カ月に1回クエン酸洗浄。上ぶた外側・本体外側、上ぶた内部・蒸気カバー、内ぶた、電源コード:こまめに。内ぶたパッキン:1年を目安に確認し、白く変色したら交換。(プラグを抜き、本体が冷めてから)

EE-FA50は、商品ページと取扱説明書で、容器の洗浄の頻度の書き方が違います。手入れは、取扱説明書の頻度(次のとおり)に従ってください。

内容器:1~2カ月に1回クエン酸洗浄。上ぶた外側・本体外側、上ぶた内部・蒸気カバー、内ぶた、電源コード:こまめに。内ぶたパッキン:1年を目安に確認し、白く変色したら交換。(プラグを抜き、本体が冷めてから。説明書1~2カ月/商品ページ数カ月)(公式の資料で値に食い違いあり)

容器のクエン酸洗浄には、象印のピカポット(ポット内容器洗浄用クエン酸。別売品)を使うよう、取扱説明書は書いています。泡立ちやふきこぼれを防ぐため、とされています。ほかのクエン酸や洗浄剤を使いたいときは、使う前に象印のお客様相談窓口に問い合わせてみてください。7機種とも、クエン酸洗浄のための運転としてクエン酸洗浄モードがあり、手順は取扱説明書に書いてあります。取扱説明書は、象印の公式サイトで型番ごとに公開されています(EE-TC60、EE-DG35・EE-DG50、EE-RV35・EE-RV50、EE-MC20、EE-FA50。いずれもPDF)。

入れる水は水道水だけで、アロマオイル・芳香剤・除菌剤・ミネラルウォーター・井戸水などは入れないよう、取扱説明書に書かれています。汚れのつき方は、使う水の質や運転の回数で変わる、とも書かれています。

給水は7機種とも、上ぶたを開けて、別の入れ物で水を注ぐ形で、取扱説明書は蛇口から本体に直接水を入れないよう書いています。残り湯は、本体ごと持ち上げて捨てる手順です。電源を切ってプラグを抜き、本体が冷めてから、上ぶたの外し方、本体の持ち方、湯を捨てる位置など、取扱説明書の残り湯の捨て方の手順に従ってください。

買い替えの前に:クエン酸洗浄で足りることがある

今使っている象印の加湿器で、容器(内容器)に汚れがつく、変色する、運転中の「ゴー」という音が大きくなった、蒸気がにおう、といったことが気になって買い替えを考えているなら、クエン酸洗浄で足りることがあります。7機種の取扱説明書は、こうしたときにクエン酸洗浄をするよう書いています。お持ちの機種の取扱説明書にも同じ記載があれば、まず洗浄を試してから買い替えを考えても遅くありません。

ただし取扱説明書には、洗浄ではなく、すぐに使用を止める症状も書かれています。たとえばEE-RVの取扱説明書は、本体から水漏れする、焦げくさいにおいがする、コードに深い傷や変形がある、電源を入れても動かない、といった異常・故障のときは、すぐに差込みプラグを抜いて使用を中止し、販売店に点検・修理を依頼するよう書いています。お持ちの機種の取扱説明書で同じ記載を見て、気になる症状がそれに当たるときは、指定どおり使用を止めてください。洗浄しても変わらないときは、象印のお客様相談窓口に相談できます。

電気代を見るときの消費電力の読み方

象印の7機種は水を沸かして蒸気にするため、消費電力は、湯を沸かし始めるときの値と、加湿しているときの値の2つが公表されています。電源を入れてから加湿が始まるまでの時間の目安も、取扱説明書に書かれています。

項目象印 スチーム式加湿器 EE-TC60象印 スチーム式加湿器 EE-DG50象印 スチーム式加湿器 EE-RV50象印 STAN. スチーム式加湿器 EE-FA50象印 スチーム式加湿器 EE-DG35象印 スチーム式加湿器 EE-RV35象印 スチーム式加湿器 EE-MC20
消費電力(加湿時)450W(加湿時最大)410W(加湿時最大)410W(加湿時最大)410W(加湿時最大)305W(加湿時最大)305W(加湿時最大)190W(加湿時最大・標準運転)
消費電力(湯沸かし立ち上げ時)985W(交流100V・50/60Hz)985W(交流100V・50/60Hz)985W(交流100V・50/60Hz)985W(交流100V・50/60Hz)985W(交流100V・50/60Hz)985W(交流100V・50/60Hz)650W(交流100V・50/60Hz)
加湿開始までの時間約35分(標準・満水・室温/水温20℃)約35分(通常・満水・室温/水温20℃)約25分(通常・満水・室温/水温20℃)約40分(満水・室温/水温20℃)約30分(通常・満水・室温/水温20℃)約20分(通常・満水・室温/水温20℃)約30分(満水・室温/水温20℃)

加湿時の値は、最大の値です。取扱説明書によると、自動運転では湿度に合わせてヒーターを入れる時間を変えます。連続運転でも定期的にヒーターを切り、蒸気が出なくなる、と書かれている機種もあります(EE-TC60・EE-DG・EE-MC20の取扱説明書)。運転中ずっとこの値で電気を使うわけではありません。

電気代は、次の式で計算できます。

電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×使った時間(時間)×電気の単価(円/kWh)

電気の単価は、契約している電力会社や料金プランで違います。家電のカタログなどで使われる目安の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会のよくある質問(Q7)によると31円/kWh(税込、2022年7月22日改定。2026年10月26日に確認)です。

たとえば1日8時間・30日使うとすると、この単価なら、加湿時の消費電力(W)に7.44を掛けた金額(円)が1か月の目安です(8時間×30日×31円÷1,000)。表の機種の加湿時の値を、この式に入れてみてください。

こうして出した金額は、加湿している間の分は、最大の値で計算しているので多めに出ます。一方、湯を沸かし始める間の分は、この式では見積もれません。その間は、加湿時より大きい値(湯沸かし立ち上げ時の値)が別に公表されています。

買う前に確かめること:置き場所と安全の注意

  1. 部屋の造りと広さ:仕様表の「適用床面積の目安」が、部屋の広さ以上か。木造和室とプレハブ洋室のどちらで見るか迷うなら、木造和室の目安で。
  2. 使う運転:連続の弱で長く使うなら、弱い運転の適用畳数(取扱説明書の運転ごとの表)も部屋に足りるか。公表されていない機種は、その運転で部屋に足りるかが分からない。
  3. 続けたい時間:寝ている間などに給水せずに使いたい時間が、使う運転の連続加湿時間(仕様表・取扱説明書)に収まるか。
  4. 置き場所とコンセント:使ってはいけない場所(次の節)に当たらず、本体の幅・奥行・高さが収まり、コンセントの使い方を守れる場所があるか。
  5. 型番:店で見た型番が、公式のラインアップの7機種か、「在庫限定品」の型番か(店で見た型番の節)。

置き場所と、やけど・転倒の注意(取扱説明書から)

7機種の取扱説明書は、次の注意を同じように書いています。

  • 子どもだけで使わせたり、幼児の手の届くところで使ったりしない。
  • 使用中や使用直後は持ち運ばない。
  • 転倒すると熱湯がこぼれるため、幼児の近くや不安定な置き場所で使わない。
  • 蒸気吹出口に触ったり、手や顔を近づけたりしない。

使ってはいけない場所として、壁・天井・家具の近く(蒸気で傷めたり、結露してカビが出たりする原因になる)、テーブルクロスなど熱に弱いものの上、直射日光の当たる所や温度・湿度の高い所、電気製品や暖房器具の上、ピアノの上など高い所、ストーブなどの熱源の近く、ほかの電気機器に蒸気が当たる場所が挙げられています。ラジオ・テレビ・インターホンなどからは、影響のない所まで離して使うよう書かれていて、離す距離の数字はありません。

安全のための機能の名前と、コンセントの使い方は、機種ごとに次の表のとおりです(商品ページ・取扱説明書)。

項目象印 スチーム式加湿器 EE-TC60象印 スチーム式加湿器 EE-DG50象印 スチーム式加湿器 EE-RV50象印 STAN. スチーム式加湿器 EE-FA50象印 スチーム式加湿器 EE-DG35象印 スチーム式加湿器 EE-RV35象印 スチーム式加湿器 EE-MC20
安全機能の名前チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、転倒時自動オフ機能、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造、空だき防止、転倒時自動オフ、マグネットプラグ
コンセントの使い方定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う定格15A以上のコンセントを単独で使う

安全のための機能のうち、転倒湯もれ防止構造には、ふたがしっかり閉まっていることを確かめるよう、また本体が倒れたまま放置すると蒸気口から微量のお湯が流れ出る、という注意書きがあります。チャイルドロック中も、運転を止めるキーは使えます。機能があっても、やけど・転倒の注意を守る必要は変わりません。小さな子どものいる家では、その注意を満たす置き場所があるかを、買う前に確かめてください。

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